WaqWaq

藤崎竜

少年漫画 異世界ファンタジー 打ち切り(?) 大団円

FJ3
神の血のかくも尊きこと
<あらすじ>
機械が跋扈し人を襲う世界(ワークワーク)。 黒き血の人々は機械を退治する存在、七人の「防人」を頼り、いつか赤き血の神が救ってくれると信じている。
ある日防人の父を持つ少年、シオは赤き血を流す少女を見つけた。
そして少女を巡り防人達の戦いが始まるのだった―――
――――――


考えてたあらすじが見事に1巻の裏表紙にかぶっていたので一部開き直ったという。

んで今回のWaqWaq。天下のジャンプに連載されていたとはいえ4巻で完結した漫画なんでどっちかというとマイナー?
作者は封神演義のフジリュー。これも氏の作品のご多分にもれず異世界ファンタジーです。
モチーフがあるのは明白ながら、どこまでも深読みできる設定が非常に面白い話です。
アンケートが振わず短い連載でしたが、その割りにやるべきことをやってエンディングを迎えた良作だと思ってます。
全体的に見ると総合評価が高いというかきっちりツボを押さえ、デザインが良さ気と一応は欠点がないかと。
ただ若干地味。バトルものに分類されると思うけどちょっと地味。冷静に考えると結構ビジュアル的にオイシイ攻撃とか多いのに。
何度も読むと味が出る作品と言っていいかな。だから単行本派向き。コミックはよく売れたということですが。

もう少し設定を説明しておくと、
・黒い血の人々しかいない世界で赤い血を流す少女が現れた。その娘は神である。
・七人の防人はそれぞれの持つ「護神像」と合体して力を発揮する。
・防人は他の護神像を食らい最後に残った護神像を携え、「蜘蛛の糸」にて赤き血を捧げると願いが叶う。
とゆう話です。

防人→マスター、護神像→サーヴァント、神様と蜘蛛の糸→聖杯って考えるとわかりやすいですか。

設定の話はあんまりするとネタバレになるんでここで止めます。
となると魅力を説明しづらいなぁ…。
短い作品なだけにスピーディだとか。まぁ淡白といってもいいんだけど。
フジリュー作品特有の不思議な雰囲気とか(まったく説明になってねぇ)。
ヒロインが可愛い。…と思う。
でもヨキ先生らぶ。何で人気あるのかわからんけど俺も好きだ。


これより下ネタバレですよ。見たくない人マジで見んな―――見てもいい人別に見てもいい。











護神像やキャラ名のモチーフはほとんどゾロアスター教。アフラ松田ーとかアンリ真由とかね。
三賢者は「良き言聞く」で「斧琴菊」で犬神家の一族なわけです(何のこっちゃ)。ヨキ先生が湖に突き刺さってくれたら もしかしたら性別判明すんじゃねぇかなどと下品なことを考えていた時期が俺にもありました。
まぁヨキ先生についてはワイズヒューヨォキが原型ってことで間違いないでしょうが。
他の防人についてはアル=イドリーシ以外はっきりしない感じ。元ネタあるのかな。
更にこんな感じ。Waqwaq保管庫http://oab.sytes.net/~waqwaq/よりほぼ転載です。

7大天使アムシャ・スプンタ→防人の護神像
   護神像の名前  呼び名   -結び付く創造 防人の名前(願い)
01 スプンタマンユ 「聖なる霊」  −人間    ヨキ(赤き血の神の抹殺)
02 ウォフ・マナフ 「善なる意志」 −家畜    アラン(この世の全てを知る)
03 アシャ     「正義・真実」 −火     レオ(世界中の機械の破壊)
04 アールマティ  「献身・敬虔」 −大地    シオ(争いを無くす)
05 クシャスラ   「理想的領土」 −天空    カーフ(最強の力を手に入れる)
06 ハルワタート  「完全」    −水     ノール(弟の機械病を治す)
07 アムルタート  「不死」    −植物    ドレクセル(世界:Waqwaqを得る)

こんなの。こう見ると属性なんかはかなり反映されてる。スプンタ・マンユの"人間"なんかは凶悪なまでに。
ウォフ・マナフはやっぱり接近戦系だったんだろうか。爪とかあるし。